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第146回日商簿記検定2級 桑原先生の「講評」

※解答速報等、詳細はネットスクールの日商簿記検定 解答速報特設サイトをご覧下さい。

今回の試験の全体像


動画中で桑原先生も触れていますが、今回の2級試験の全体像は以下の通りです。

この2年ほど、ずっと10~20%台の合格率の問題が続いていましたが、その頃に比べると、各段に解きやすい問題だったかと思います。
また、特に工業簿記の方は、基本をしっかり対策できていれば高得点が狙えた問題といえます。

気になる予想合格率は…?

この動画を生配信したのは試験終了後間もない16時ごろのため、予想合格率を検討するにはまだ十分な時間が確保できておりませんので、あくまでも桑原先生の見立てでの予想合格率となりますが、その予想合格率は「40%」程度ではないかとみています。

今回受験された方の中には、これまで合格率が10%台の問題に直面した結果、合格がなかなか難しかったものの、諦めずに受験し続けて、ようやく合格が見えてきたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そうした光が見えてくる問題だったと言えるのかもしれません。

なお、この後の追加検証等で変わる可能性もありますので、ご了承下さい。



気になった問題

第1問

第1問の仕訳問題は、ここ数回の仕訳問題と比較すると、各段に読みやすい問題だったのではないでしょうか。

ただ、読み取りづらい部分があるとすれば、例えば1.の「債権から控除」という表現が考えられます。
この問題はクレジット売掛金に関する問題ですから、ここでいうところの債権はクレジット売掛金を意味することになります。この事を読み取ることさえできれば、それほど難しくなかったと思います。

また、平成29年度から新たに出題範囲に加わった内容のうち、今回の第1問では、3.で『圧縮記帳』に関する問題が出題されました。 この問題も、初めて出題される内容であったため、返還する云々の話がやや読み取りづらかったかもしれませんが、結果的にはテキストの設例レベルの内容でしたので、正しく「固定資産圧縮損」が計上できればOKの問題でした。

第2問

第2問では、現金預金に関する問題が出題されました。 現金として扱う以下の項目を正しく覚えていたかがカギを握った問題です。
  • 他人振出の切手
  • 当金領収証
  • 便為替証書
  • 金小切手
 ※画面資料にもあるとおり、それぞれの文字を取って「コハイユウソウ」(「ハ」は「ワ」と呼んで「怖い」と読むようです)と覚えておくとよいかもしれません。

また、当座預金に関しては、答案用紙が銀行残高基準法となっているものの、基本的には両者区分調整法で考えて、それを組み替える方が、仕訳の有無も含めて考えやすいかと思いますので、今回の問題で混乱してしまった方は確認しておきましょう。

第4問

第4問は標準原価計算の勘定記入に関する問題でした。
比較的易しい問題でしたが、仕掛品勘定の借方・加工費という部分の金額(288,000円)差額で求めなければならない点が、やや難しかったかもしれません。

ですが、逆にこの部分も解ける実力があれば、第5問の総合原価計算も易しい問題だったので、工業簿記は満点もしくはそれに近い高得点が狙えたのではないでしょうか。

お知らせ

冒頭でもお知らせしましたが、本問の予想配点付き解答速報は、ネットスクールの日商簿記検定 解答速報特設サイトにて公開しております。
また、詳しい問題の解説(例えば、第3問の増改築部分の取り扱いなど)については、日商簿記検定 解答速報特設サイトにてご覧頂ける『解答速報会』にて触れております。(こちらに関しては、現在オンデマンド配信中です。)
ぜひ、こちも併せてご確認下さい。


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