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第22回(’17年9月)建設業経理検定1級の出題予想



来る9月10日に実施される建設業経理検定まで、残りわずかとなりました。
毎回恒例となりました、建設業経理検定の出題予想のうち、先日公開した2級につづき、今回は1級3科目の出題予想についてお届けします。

※2級の出題予想に関する記事はこちら▼
’17年9月建設業経理検定2級の出題予想

第22回建設業経理士1級(財務諸表)の出題予想

藤本先生による出題予想動画

気になるポイント

詳細は動画を見て頂きたいのですが、特筆すべきポイントについては抜粋してこちらでも記しておきます。

第1問

第1問の論述問題で出題されるテーマには、法則性がほとんどありませんが、前回が「リース会計」、その前が「引当金」、更にその前が「減損会計」という比較的具体的な会計処理に関するテーマが出題されています。

このように、具体的な会計処理に関するテーマが多いことから、今回は「JVの会計処理」を第1予想に挙げてみました。

ジョイントベンチャー(JV)の会計処理は建設業特有の会計処理といえるものの、建設業経理士の試験ではあまり頻繁に出題されるものではありません。
ただし、大規模なインフラ行為などでは当然となっているJVですから、何かしらの形でその知識を問うことは十分に考えられるのではないかという観点から、今回は論述問題の予想として挙げています。
ただ、論述にあたっては、具体的な会計処理も押さえておく必要もあるでしょうから、第4問で出題されてもいいように、一通りの基本的な会計処理は、この機会におさらいしておきましょう。

第4問

第4問の個別計算問題も出題パターンに法則性が無く、なかなか予想が難しい問題はあります。

ただ唯一、法則性が見出せるとすれば、第13回から「連結会計の資本連結」に関する問題が3回おきに出題されているということくらいです。

第13回に出題されてから、第16回第19回と出題されてきて、このまま3回おきに出題されるサイクルが続くのであれば、この内容が次に出題されるのは、9月10日に実施される第22回となる訳ですから、今回の第1予想として挙げました

もちろん、こんな単純な法則が永遠に続くとも思えないので、他の内容も満遍なく対策しておくべきなのですが、明らかな法則性が見えている以上、それを押さえるための出題予想として、三顧縫いして頂ければと思います。

第5問

第5問に関しては、これまで必ず「精算表作成問題」が出題されています。
加えて、配点も36点と5問中最も大きいため、確実に高得点を狙うことが要求されます。

第5問の中には、「貸倒引当金」や「退職給付」、「工事進行基準による完成工事高の算定」など、必ず出題される決算整理事項も多数ありますので、他の問題の予想が気になる方も、まずはこちらを確実に、スピーディーに解けるようにしたうえで、他の問題の対策に移るようにしましょう。

第22回建設業経理士1級(財務分析)の出題予想

山田先生による出題予想動画

気になるポイント

詳細は動画を見て頂きたいのですが、特筆すべきポイントについては抜粋してこちらでも記しておきます。

第1問

第1問に関しては、20点満点中の6割、12点は獲得して頂きたいところです。

第1問の論述問題は、計算問題のように「1円違うから不正解」ということがなく、採点の幅が広いため、何かしら問題文に即したことを書いていれば、部分点が獲得できると期待できます。

しかし、問題文で問われていることを無視した解答をしてしまうと、部分点を獲得することも難しくなることから、意義を問われているのか、必要性を問われているのか、といったことを確かめつつ論述していくように心がけましょう。

なお、出題予想に関しては、第1予想に「総合評価の必要性と外部分析」、第2予想に「実数分析と増減分析について」、第3予想に「回転率と回転期間について」を挙げましたが、これ以外の内容についてもできるだけ押さえておけば、部分点を獲得できる確率が上がりますので、可能な限り広く押さえておきましょう。

第3問

第3問は毎回、財務分析の推定問題が出題されています。

ある一定のパターンをマスターすれば解けるようになりますので、ぜひ確認しておきましょう。

ただし、計算問題の対策としては先に第5問の問題を行っておくことをおすすめします。
なぜなら、貸借対照表の期中平均を使うべきものについても、第3問では紙面等の関係で1会計期間分の資料しか与えられないために、期中平均値を便宜的に使わない計算が行われるからです。

もし、第5問から対策をしておけば、期中平均を使うべき比率を押さえたうえで簡便的な計算を行う第3問へと進むので、混乱しづらいのですが、逆に第3問から対策をすると、期中平均を使うべき比率が何かが分からなくなった状態で、期中平均を使う第5問の対策へと進むため、混乱の原因となってしまいます。

期中平均を使うか否かは、多くの受験生が混乱しやすいポイントでもありますので、くれぐれもそうならないよう、試験問題の対策順序も気を付けておきましょう。

第4問

第4問については、たまに例外があるものの、基本的には「生産性分析」と「損益分岐点分析」が交互に出ているため、出題予想も交互に出ることを前提に組み立てています。

従って、今回の第4問は第1予想として「生産性分析」、第2予想に「損益分岐点分析」、そして、第3予想には両者をミックスした内容を挙げてみました。


第22回建設業経理士1級(原価計算)の出題予想

藤本先生による出題予想動画

気になるポイント

詳細は動画を見て頂きたいのですが、特筆すべきポイントについては抜粋してこちらでも記しておきます。

第1問

他の2科目(財務諸表・財務分析)と異なり、原価計算だけ第1問の論述問題はあまり関連性のない2つのテーマからそれぞれ出題される形式が慣例となっています。

今回の予想も、その慣例に倣っての予想となっていますが、第21回の論述問題ではその慣例通りとはなっておらず、問1で「建設業における特殊原価調査の具体例」、問2で「設備投資の意思決定に用いる正味現在価値法について」を書かせる構成となっており、問1・問2どちらも特殊原価調査(意思決定会計)に関する論述をさせる問題となっていました。

この形式となっているは、現時点では第21回だけですから、まだ断定はできませんが、原価計算も第21回や財務諸表・財務分析のように、1つのテーマで複数の論述問題を解く形式になる可能性がある可能性も、考えておいた方がよいかもしれません。

第3問

前回(第21回)の第3問では、「損料計算」に関する問題が出題されました。

このことから、「損料計算」と、それに近い「社内センター制」という建設業特有の共通費の配賦に関する問題は2回続けてでないだろうと予想したくなるかと思います。

ただ、過去には「損料計算」と「社内センター制」という括りの内容が連続して出題された実績も多くあるので、続けてでないだろうという予想は危険だと考えられます。

とはいえ、連続して出題されない可能性も十分に考えられることから、第1予想は「部門別計算」としつつも、注意喚起的な意味も込めて、第2予想には「社内センター制」の計算問題を予想として挙げています。

第4問

第4問の計算問題は、第15回以来、必ず「業務執行的意思決定(差額原価収益分析)」か「設備投資の意思決定」のどちらか、あるいは両方が出題されています。
この流れがいつ変わるのか分からない以上、必ずどちらかに最低1問、意思決定会計に関する問題が出題される流れが大きく変わる可能性も低いと考えられるため、予想にはどちらも組み入れています。

前回の第21回は「業務執行的意思決定」に関する問題が出題されていることから、今回の出題予想では、「設備投資の意思決定」の方を第1予想としています。

ただ、前述のとおり、前回の試験では意思決定会計に関する問題が第1問の論述問題でも出題されました(しかも、問1・問2ともに)。
前回の試験でたっぷりと意思決定会計に関して出題したことが、今回の試験に何かしら影響を与えることも否定はできません。

そこで、第4問の出題予想では、意思決定会計以外外で良く出題されるものとして、建設業経理士試験では1級にしか登場しない「総合原価計算」に関する内容も、出題予想に含めています。

お知らせ

ネットスクールでは、試験の翌日である9月11日(月)に建設業経理検定1・2級の解答速報の公開と、講師陣による講評動画を無料配信する予定です。
試験翌日も、ぜひネットスクールの特設サイトをご覧下さい!

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