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第189回全経簿記上級の出題予想~「合格対策セミナー」より



12月6日配信「合格対策セミナー」について

2018年2月18日(日)に実施される第189回全経簿記能力検定試験(全経簿記検定)。 ネットスクールでは、この全経簿記上級試験に向けての学習アドバイスや出題予想などをお届けした『合格対策セミナー』を、先日、12月6日(水)にインターネットで無料生配信致しました。

本編では、気になる第189回試験の出題予想はもちろんのこと、過去の出題実績予想の的中状況の他、配信日(12月6日)から試験日(2月18日)までの2か月強の期間における具体的な学習ポイントなどを、約1時間半にわたって細かくお届けしました。

こちらの模様は現在、オンデマンド配信しております。
無料でご覧になれますので、ぜひご覧頂きたいのですが、この記事では予想のポイントについてご紹介していきます。

もちろん、こちらの記事ですべてをお伝えすることはできませんので、気になった方は、可能な限りセミナー本編の動画をご覧頂くようお願いします
※オンデマンド配信では1.5倍速・2倍速再生も可能となっているため、短時間で視聴も可能です。

気になる出題予想は…

商業簿記・会計学

商業簿記・会計学の出題予想は、次のとおりとなっています。

商業簿記

やはり今回も予想としては前回と同様に、第170回以降の試験で1回を除いて採用されている出題形式である「仕訳問題」と「損益・決算残高勘定(繰越試算表)作成問題」という2問構成で出題されているケースを前提に予想を立てています。

そのうち仕訳問題については、事業分離等を含む組織再編に関するものや、リース会計、デリバティブ、新株予約権付社債、そして連結上の退職給付に関する問題が気になるようですが、あまり複雑なものが出題されるようなことになる可能性は低いようなので、テキストやそれに準拠した問題集を中心に基本をしっかりと理解するような勉強をすることをお勧めしています。

もう一方の決算整理に関する残高勘定などを作成する問題については、全経簿記上級試験の過去問題をしっかりと確認しておきましょう。

会計学

会計学に関しては、以下のようなポイントが要注意のようです。
  • 自己株式、株主資本等変動計算書などを含む純資産会計
  • 連結会計
  • 税効果会計
  • 資産会計(減損会計、資産除去債務など)
  • 財務分析

来年度(平成30年度)に改正される予定の税効果会計については、日商簿記1級での状況も踏まえて、今回の全経簿記上級試験でも出題される可能性があると考えた方が良さそうです。

また、連結会計は今年度から日商簿記2級の出題範囲に加わったことで、より上位の級にあたる日商簿記1級や全経簿記上級でも当然のように出題されることが予想されますので、こちらも注意しておくことをお勧めします。

なお、日商簿記1級では出題されない財務分析が、ここ最近の全経簿記上級試験でも出題されていませんので、今回の試験で出題されてもいいように対策をしておいた方がよいでしょう。



工業簿記・原価計算

工業簿記・原価計算の出題予想は、次のとおりとなっています。

工業簿記

工業簿記の予想にあたって過去の実績を振り返ると、以前は頻繁に出題されていた部門別計算がしばらく出題されていないことが気になります。
部門別計算が問われると、様々な配賦の考え方について横断的に出題される傾向があるため、きちんと体系的に理解しておくような対策が求められます。

ただ、出題予想として部門別計算は第3予想としており、第1予想・第2予想はそれぞれ「標準原価計算」・「総合原価計算」を挙げており、どちらも仕損や減損に関する処理(標準原価計算は配合・歩留差異を含む)について問われるのではないかとみています。

また、全経簿記上級の工業簿記では、「工業簿記」というくらいですから、帳簿への記録や仕訳に関する処理を重視する傾向があるため、日商簿記1級ではほとんど出題されない「本社工場会計」が出題される可能性もあります。
こちらについては、過去問題で出た内容について確認しておいた方が良さそうです。

原価計算

原価計算では、出題頻度が高いものの前回出題されなかった「CVP分析」を第1予想としています。
複数製品のCVP分析や、経営レバレッジ係数に関する内容も問われる可能性が高いので、不安な方はテキストをしっかりと確認しておきましょう。

また、第2予想にはこちらも出題頻度の高い「事業部会計」を挙げています。
過去には、CVP分析と事業部会計を組み合わせた問題が出題されたこともあるので、そういったケースにも対応できるように準備をしておきましょう。

その他、ライフサイクルコスティング活動基準原価計算(ABC)などの戦略的原価計算に関する分野も定期的に出題されていますので、こちらもテキストや関連する過去問題をしっかりと復習しておきましょう。

残りの期間の学習について

ここまで出題予想の内容をお伝えしてきました。
全経簿記上級試験の出題予想は比較的よく当たっているのですが、それでも(残念ながら)完璧ではありません。

ですから、まずは出題予想の内容を完璧にするようにしましょう。
全経簿記上級の過去問題集で出題予想に関連する問題を解くのが、最も効率的な学習です。

合格対策セミナーの動画内では、中村先生がどの時期にどの回の過去問を解くのが良いのかといったことまで踏み込んだ学習スケジュールをご紹介していますので、計画に不安がある方は、ぜひご覧になって参考にしてみて下さい。

出題予想は、学習すべき内容のメリハリ・優先順位をつけるヒントとして使って頂ければと思います。
また、日商簿記1級の学習経験がある方におススメのWEB講座『全経簿記上級 試験対策コース』の受講も好評受付中です。
全経簿記上級特有の過去問題対策や理論対策に特化したカリキュラムになっております。
次回の第189回試験は平成30年度の税理士試験の受験資格を得られる最後の試験でもありますので、「この機会に合格したい!」と強くお考えの方は、こちらのWEB講座の受講もご検討下さい。講座の詳細は、以下のバナーよりご覧下さい。

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全経簿記上級 過去問題集 出題傾向と対策 17年7月・18年2月試験用

  • 製造元:
    ネットスクール株式会社
  • 定価:
    2,592円(税込)
  • ISBN:
    978-4-7810-0239-2

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