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第148回日商簿記検定3級 桑原先生の「講評」



※解答速報等、詳細はネットスクールの日商簿記検定 解答速報特設サイトをご覧下さい。

今回の試験の全体像


動画中で桑原先生も触れていますが、今回の3級試験の全体像は以下の通りです。
全体的には概ね平均的なレベルの問題といえます。
第1問の仕訳問題や第5問の財務諸表作成問題でいくつか初出の内容が出てきましたが、問題文の指示に従えば正解できた問題がほとんどでだったのが特徴的といえるでしょう。。

気になる予想合格率は…?

この動画を生配信したのは試験終了後間もない11時30分ごろのため、予想合格率を検討するにはまだ十分な時間が確保できておりませんので、あくまでも桑原先生の見立てでの予想合格率となりますが、その予想合格率は今回も「45~47%」程度ではないかとみています。


ただ、この後の追加検証等で変わる可能性もありますので、何卒ご了承下さい。

気になった問題

詳しくは動画本編をご覧頂きたいのですが、中でもピックアップしておいた方が良さそうな部分をご紹介します。

第1問

2.の問題で売掛金と買掛金の相殺に関する問題が出題されました。
見慣れない形式ではありましたが、問題文の指示通りに差額の¥400,000分の小切手振り出しの処理をすれば正解となった問題でした。

また、4.で「店舗を建てる目的で購入した土地」と出題されたため、「店舗」の部分に影響されて『建物』勘定で処理したくなった方もいらっしゃったかと思いますが、あくまでも購入したものは土地であり、整地によって価値が上がるのも土地ですから、『土地』勘定で処理するのが正解となります。

第2問

第2問では、資本金勘定と引出金勘定の勘定記入に関する問題が出題されました。

各日付の取引については、正しい仕訳を行えることが大前提となりますが、特に注意が必要なのは12月31日の当期純利益の計上についてです。
当期純利益を計上する仕訳は「(借) 損益 XXX (貸) 資本金 XXX」というものなので、資本金勘定の貸方に当期純利益の金額が転記されることになり、その際の相手勘定は『損益』勘定となります。

第3問

第3問では残高試算表の作成問題が出題されました。

いきなり貸倒れの処理が問われ、しかも貸倒引当金の残高を超えているため『貸倒損失(貸倒償却)』勘定で処理するという問題だったため、そこで面喰ってしまった受験生もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、前受金・前払金の処理が多く問われるというのは、最近の3級第3問の傾向といえます。

この点について、しっかりと基本的な仕訳の理解ができたかどうかがポイントになったかと思われます。

第5問

第5問は財務諸表(貸借対照表・損益駅山椒)の作成問題が出題されました。

財務諸表の作成問題はここ最近でよく出題されていますので、その点については多くの受験生の方が対応できていたのではないかと思います。

ただ、今回の試験問題で耐用年数終了後の備品の扱いという内容が初めて出題されたため、戸惑ってしまった方が多いのではないでしょうか。
ただ、冒頭でもお伝えしたとおり、問題文の指示通りに貸借対照表に計上すればよい問題であったため、きちんと問題文を読んで指示に従えたかどうかがカギを握った問題だったといえます。

全体として…

冒頭出も書きましたが、全体的な難易度は平均的であったものの一部に初出の内容が出題されたため、そこでペースを乱されたり、混乱したりしなかったかが1つのポイントだったと思われます。

簿記は企業によって処理が異なることもあるため、冷静に問題文の指示をきちんと読み取り、その指示に従える力は今後の3級でも必要になることと思われます。

お知らせ

冒頭でもお知らせしましたが、本問の予想配点付き解答速報は、ネットスクールの日商簿記検定 解答速報特設サイトにて公開しております。
また、詳しい問題の解説については、下記の解答速報特設サイトからご覧になれる『解答速報会』で触れております(現在、オンデマンド配信中です)。
よろしければ、こちも併せてご確認下さい。


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