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第148回日商簿記検定2級 桑原先生の「講評」



※解答速報等、詳細はネットスクールの日商簿記検定 解答速報特設サイトをご覧下さい。

今回の試験の全体像


動画中で桑原先生も触れていますが、今回の2級試験の全体像は以下の通りです。

後述しますが、今回初めて第3問連結精算表が出題されました。

とにかくこの問題が大きな影響を与えそうな試験だったといえます。

気になる予想合格率は…?

この動画を生配信したのは試験終了後間もない16時ごろのため、予想合格率を検討するにはまだ十分な時間が確保できておりませんので、あくまでも桑原先生の見立てでの予想合格率となります。
また、今回は第3問の連結精算表の問題に対して、どれくらいの受験生が挑戦をして、どれくらいの受験生が心折れてしまったのかによって、合格率が大きく上下する可能性がありますが、現時点での予想合格率は「20%程度

なお、この後の追加検証等で変わる可能性もありますので、ご了承下さい。

気になった問題

第2問

第2問は、有価証券に関して勘定記入を中心にした出題となりました。

落ち着いて解けば正解できる内容が多かったものの、帳簿記入に関する問題はしっかりと時間をかけて落ち着いて解かなければ間違いを起こしやすいため、どのくらい時間を掛けられたのかがカギを握るものと思われます。

第4問・第5問(工業簿記)

工業簿記については、第4問で費目別計算・個別原価計算に関する仕訳問題、第5問で組別総合原価計算(減損あり)に関する問題が出題されました。

第4問では外注加工賃で少し戸惑ったかもしれませんが、直接経費(仕訳では「仕掛品」勘定)で処理する代表的な項目なので、ぜひ正解して満点を狙っておきたい問題でした。

また、第5問では減損の処理が問われました。
「両者負担」か「完成品のみ負担」かで迷うところですが、「両者負担」で計算しなければ割り切れない問題であったため、こういった点を手掛かりに正解できた方が多かったものと思われます。

第3問

そして、多くの方が気になって仕方のない問題が、第3問の連結精算表だと思います。

前回の試験(第147回)では、第2問の問題の一部としての出題であったため、通常は決算整理に関する問題が出題される第3問で連結精算表がここまでガッツリと出題されるのは、驚きが大きかったはずです。

このような場合、修正記入欄にあまりこだわらず、右端の連結財務諸表欄をとにかく埋めようとしたのか否かがポイントとなります。
実のところ、もしも修正記入欄の書き方がよく分からなかったとしても、連結財務諸表上のあるべき金額をとにかくひねり出して右端に記入できれば、半分程度は解答できるような内容となっていました。

ただ、実際には『連結精算表』の文字や答案用紙の入り組んだ表を見て心折れてしまった受験生も多いと思われるため、どの程度の方が立ち向かって行けたのかが、全体の合格率にも大きな影響を与えるものと思われます。

全体として…

今回も、工業簿記は比較的得点しやすい問題であったため、まずは工業簿記を正確かつスピーディーに解答して得点を稼ぐことが合否を分けるポイントになったものと思われます。

工業簿記を満点近い点数を取った上で、難易度があまり高くなかった第1問の仕訳問題も高得点を取ることができれば、あとの第2問・第3問で部分点を拾って合格ラインの70点にたどり着くという戦略が、最も合格しやすい方法だったのではないでしょうか。


お知らせ

冒頭でもお知らせしましたが、本問の予想配点付き解答速報は、ネットスクールの日商簿記検定 解答速報特設サイトにて公開しております。
また、詳しい問題の解説については、日商簿記検定 解答速報特設サイトにてご覧頂ける『解答速報会』にて触れる予定です。
ぜひ、こちも併せてご確認下さい。


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