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第148回そして平成29年度の日商簿記検定を終えて



第148回日商簿記検定合格率発表

2018年3月30日、日本商工会議所の検定公式サイトにおいて、第148回日商簿記検定(2018年2月25日実施)の受験者データ(受験者数、合格率など)が公開されました。
2・3級の気になるデータは、次の通りです。

3級

  • 受験者数:102,212名
  • 実受験者数:78,243名
  • 合格者数:38,246名
  • 合格率:48.9%

2級

  • 受験者数:65,560名
  • 実受験者数:48,533名
  • 合格者数:14,384名
  • 合格率:29.6%

年度別の合格率推移

2月に実施された第148回日商簿記検定の合格率が分かったことで、平成29年度における日商簿記検定の年度平均合格率も計算できます。
気になる平成29年度日商簿記検定の年度平均合格率は3級が46.47%、2級が32.34%、1級が7.23%という結果となります。

過去16年間の年度別平均合格率推移

この結果を踏まえて、平成14年度から平成29年度までの16年間にわたる日商簿記検定の年度別平均合格率の推移をグラフにすると、以下のようになります。 平成29年度は、1級の合格率が過去の結果と比べて低くなっていることや、2級の合格率が過去2~3年の実績と比べるとかなり高くなっていることが特徴といえるのではないでしょうか。

2級は3級に近いのか、1級に近いのか…?

このデータから、2級と3級の合格率の差1級と2級の合格率の差の推移についてもグラフにしてみましょう。
グラフにしたものが、以下の図です。

前述のとおり、平成29年度は1級の合格率が低く2級の合格率が高かったため、昨年度までと異なり、2級と3級の合格率の差よりも1級と2級の合格率の差の方が大きくなっています。

状況としては、平成23年度までと似たような状況となっており、このグラフを見る限りでは、グラフの上下が入れ替わっている平成26年度から平成28年度までの3年間だけが異常な結果だったようにも見えます。

ただ、平成26年度から平成28年度までの3年間は、日商簿記検定の出題区分で大きな改定があり、特に日商簿記2級の商業簿記の内容が大きく変わったのに加え、これまで『特殊仕訳帳』か『伝票の集計』かという2つのパターンばかりが出ていた2級第2問の出題傾向も変わり、様々なバリエーションの問題が出題され始めた頃でもあります。

したがって、試験範囲や出題傾向から考える限りでは、今後(平成30年度以降)の合格率の動向や上位級との合格率の差は平成26年度から平成28年度の状況に逆戻りすることも十分にあり得ます。

少なくとも、2級と3級の合格率の差が小さく、10ポイント以下とほとんど差が無かった平成20年頃の感覚で学習のアドバイスや難易度を語る方を真正面から信用するのは、少々危険かもしれないので、注意しておきましょう。

お知らせ

ネットスクールでは、平成30年度試験対策日商簿記検定対策WEB講座を開講中です。
最新の試験範囲・出題傾向を踏まえたライブ配信の講義が、自宅で受講できるインターネットを利用した講座です。
しっかりと実力を付けて合格を目指したいという方は、ぜひご検討下さい。

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    ネットスクール出版
  • 定価:
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  • ISBN:
    978-4-7810-2226-0

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