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第150回日商簿記検定3級 桑原先生の「講評」



※解答速報等、詳細はネットスクールの日商簿記検定 解答速報特設サイトをご覧下さい。

今回の試験の全体像


動画中で桑原先生も触れていますが、今回の3級試験の全体像は以下の通りです。

気になる予想合格率は…?

この動画を生配信したのは試験終了後間もない11時30分ごろのため、予想合格率を検討するにはまだ十分な時間が確保できておりませんので、あくまでも桑原先生の見立てでの予想合格率となりますが、その予想合格率は今回も「33%」程度ではないかとみています。


ただ、この後の追加検証等で変わる可能性もありますので、何卒ご了承下さい。

気になった問題

詳しくは動画本編をご覧頂きたいのですが、中でもピックアップしておいた方が良さそうな部分をご紹介します。

第1問

概ね平均的なレベルの問題といえますが、例えば2.で費用の勘定を損益勘定へ振り替える仕訳が出題されるなど一部で解きづらいポイントがあったのも事実です。

また、4.で固定資産に関する「収益的支出と資本的支出」に関する問題が出題されましたが、この問題では『』という文字を『~に対応する』と読み替えられたかがポイントです。
貸借対照表・損益計算書でそれぞれ「資本(=純資産)」と「収益」に対応するもの、すなわち貸借逆側に記入される「 資産」や「費用」であることが分かれば解ける問題となっています。

第2問

第2問では、過去問題でも時折出題される補助簿の選択問題が中心ですが、それだけでなく、箱根商店に対する売掛金の集計と1カ月の売上高に関する計算も必要となる変わった問題でした。

今回の問題で第2問に時間を掛けると他の問題で厳しくなるので、解答に必要な金額だけをいかに効率的に集計できたかがカギを握る問題だったといえるでしょう。

第4問

第4問では伝票の記入が出題されました。

伝票自体はオーソドックスな問題ですが、空欄が多く、取引を擬制するのか、分割するのかが分かりにくい問題でした。

特に(2)は分かりにくい問題で、売掛金と売上の金額の大小関係から分割して起票していることを推測しなければならなかったのですが、限られた時間で解くのは難しかった問題と言えるでしょう。

第5問

第5問は精算表の作成問題が出題されました。

ここ最近は財務諸表の方が出題されていたため、それよりは精算表の方が解きやすかったのではないでしょうか。

ただ、今回の試験問題では、翌期に補給であるために修正仕訳不要となる小口現金の処理や、保険の途中解約いう初めて出題される内容があったため、見た目に反して解きにくい問題だったのではないでしょうか。
そういう意味では、精算表ではあるものの、難易度としては平均よりも難しいといえる問題でした。

全体として…

今回の問題は、本来は得点源となるはずの第5問で満点が取りづらく、1箇所~2箇所の失点は致し方ないところかもしれません。その分の失点は、普段の問題であれば第2問や第4問の部分点で補うのがセオリーとなるものの、それも難しいのが今回の試験の特徴といえます。

ですから、はっきりと難しい問題がある訳ではないものの、色んな場所でモヤモヤした思いが残ってしまい、それがボディーブローのように利いて失点が積み重なってしまう恐れもある問題だったといえるため、合格率は普段よりもやや低めになることも考えられます。

お知らせ

冒頭でもお知らせしましたが、本問の予想配点付き解答速報は、ネットスクールの日商簿記検定 解答速報特設サイトにて公開しております。
また、詳しい問題の解説については、下記の解答速報特設サイトからご覧になれる『解答速報会』で触れております(現在、オンデマンド配信中です)。
よろしければ、こちも併せてご確認下さい。


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