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第151回日商簿記検定3級 桑原先生の「講評」



※解答速報等、詳細はネットスクールの日商簿記検定 解答速報特設サイトをご覧下さい。

今回の試験の全体像


動画中で桑原先生も触れていますが、今回の3級試験の全体像は以下の通りです。

気になる予想合格率は…?

この動画を生配信したのは試験終了後間もない11時30分ごろのため、予想合格率を検討するにはまだ十分な時間が確保できておりませんので、あくまでも桑原先生の見立てでの予想合格率となりますが、その予想合格率は今回も「33%」程度ではないかとみています。
※動画内では33%とコメントしていますが、その後の受験生の反応などを参考に、12時30分から配信した「解答速報会」の中では、40%程度になることも考えられると修正しています。

ただ、この後の追加検証等で変わる可能性もありますので、何卒ご了承下さい。

気になった問題

詳しくは動画本編をご覧頂きたいのですが、中でもピックアップしておいた方が良さそうな部分をご紹介します。

第2問

今回は買掛金勘定の勘定記入及び買掛金元帳推定問題が出題されました。

今回の問題の特徴は、なんといっても”推定箇所の多さ“です。

配点10点の問題で10箇所の解答すべき空欄があること自体、かなり珍しいケースといえますが、それに加えて解答しなくてもよい空欄も多く、あまりの空欄の多さにどこから手を付ければ良いのか戸惑ってしまった受験生が多いのではないかと思われます。

第3問

第3問では合計試算表が出題されました。

資料は日付順に示されたもので、形式的にはそれほど珍しいタイプの問題ではありません。

しかし、特筆すべきポイントとしては預金の種類の多さでしょう。
これまでの簿記検定で頻繁に取り上げられている当座預金に加え、最近の3級試験で登場頻度が増えている普通預金、そして定期預金3種類の預金勘定が登場しています。

いずれも資産の勘定であるため、処理自体が複雑になるという訳ではないのですが、似たような勘定科目が多いとそれだけミスが誘発されやすいおそれがあります。

第3問は得点源ですから、時間をかけてでも正確に解いておきたい問題です。
預金口座の種類に惑わされずに、正しく処理・集計できたかがポイントになります。

第4問

第4問では商品有高帳が出題されました。

2019年度の試験より値引が試験範囲から除外されることが決定されており、その影響で商品有高帳の試験における重要性も変わるのではないかという推測もありましたが、特にそうした影響はなく、今後も出題され続ける可能性があるということが、今回の試験の出題で言えるのではないでしょうか。

第5問

第5問は財務諸表の作成問題が出題されました。

ここ最近は精算表よりも財務諸表の方が出題されているため、3級を受験される方の中でも財務諸表作成問題の対策が出来ている方は増えているのではないかと思われます。

そうした背景を考えると、多少難易度が高いように見えても高い得点を得る受験生も多いのではないでしょうか。

ただ、過去の財務諸表作成問題と比べると、決算整理事項の数が多いのが特徴的です。

決算整理事項が多いと、その分だけ処理に時間がかかりますから、これまでの財務諸表作成問題と比較すると、やや難しめの問題と言っていいでしょう。

全体として…

3級の問題は全体的にレベルが上がっていますが、それに合わせて受験生の方々のレベルも着実に上がっている感覚もあります。

また、今回の試験のもう1つの特徴として、手形に関する処理がまったく問われていないという点も挙げられます。
実務で手形の重要性が低下しており、2019年6月以降の日商簿記検定では手形の裏書や割引といった処理が3級から2級に移ることが決定しているため、今回の試験問題でその布石を打っているのかもしれません。

その代わり、次回(第152回試験)からは出題区分も変わり、電子記録債権などが手形に代わって出題されるようなこともあるのかもしれません。

お知らせ

冒頭でもお知らせしましたが、本問の予想配点付き解答速報は、ネットスクールの日商簿記検定 解答速報特設サイトにて公開しております。
また、詳しい問題の解説については、下記の解答速報特設サイトからご覧になれる『解答速報会』で触れております(現在、オンデマンド配信中です)。
よろしければ、こちも併せてご確認下さい。


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