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平成31年度(2019年度)税理士試験の申込用紙配布と変更点



受験案内および申込用紙の交付がスタート

先日の記事で今年度の税理士試験に関する公告の内容についてご紹介しましたが、いよいよ本日の4月11日(木)から、今年の8月6日(火)~8日(木)に実施される、平成30年度(第68回)税理士試験の受験案内および申込用紙の交付が始まりました。

入手の方法は、次の2とおりです。
  • 国税局(または沖縄国税事務局)にて入手する
  • 郵送にて請求する

なお、受験案内については国税庁のホームページにてPDF形式でも公開されていますので、そちらで閲覧はできますが、申込用紙(受験願書・受験申込書兼写真票・受験票)はインターネットで入手することはできません
必ず、国税局等の窓口で入手するか、郵送にて請求して入手しなければなりません。 なお、試験直前で慌てなくてもいいように、早めに入手しましょう。

※試験の申込受付期間は5月8日(水)~5月20日(月)です。それ以前に申し込みをしても受理してもらえないので、ご注意下さい。

国税局等での入手の方法

国税局等によって入手の方法は異なりますので、分からない場合、入口に警備員または係員の方がいらっしゃるかと思いますので、尋ねてみましょう。
なお、交付されるのは全国12箇所の『国税局または沖縄国税事務局』のみです。税務署等での交付はありませんので、間違えないようにしましょう。
受験地、申込用紙等交付場所及び申込書類郵送先

郵送での請求方法

国税局等まで直接出向くことが難しいかたは、郵送で請求することができます。
※郵送先は、上記の「申込用紙等交付場所」をご確認下さい。

ただし、郵送での請求は2019年5月7日(火)が締切(当日消印有効)となっていますので、申込受付期間が始まる5月8日以降に郵送で請求することはできません。
それ以降は、面倒でも国税局等まで行って必要書類を入手することになりますので、くれぐれも締切にはご注意下さい。

今年の受験案内・申込の主な変更点

答案用紙のサイズ変更

今回の税理士試験の受験案内表紙に、大きく次のような文言が印刷されています。
※平成31年度の試験から答案用紙がA4サイズに変更されています。

平成30年度の試験まで、税理士試験の答案用紙はB4サイズ(257mm×364mm)でしたが、今年度からA4サイズ(210mm×297mm)に変更されるそうです。

A4サイズと言えば一般的なオフィスで使われるコピー用紙のサイズと同じで、縦横ともに従来の約81%程度の大きさになります。

突然の変更であるため、どのような形になるのか予想が困難ではあり、書きづらくなるのか否かもはっきりとしない部分ではあります。
ただ、小さくなることで机の上での扱いやすさは向上するはずですから、答案用紙のページ数が多い税理士試験では、かえって便利になる可能性も残されているのかもしれません。

なお、今回の案内でサイズの変更が明示されているのは答案用紙のみです。
問題用紙・計算用紙に関しては明示的なアナウンスがなされていないため、これらに関しては昨年どおりのサイズであると考えられます。

修正液・修正テープの利用可能になる

昨年度の税理士試験までは、答案用紙に書いた文字や数字の訂正にあたって修正液や修正テープの利用がNGでした。

しかし、今年度の試験から、試験中に机上におけるものの中に「修正液又は修正テープ」が加わることになり、答案の作成にあたっての注意書きに関しても、
答案の作成には、必ず黒又は青インキの筆記具を使用してください。修正液又は修正テープの使用は認めます。
と、修正液・修正テープの利用が認められる表現に変わっています。

「(修正液や修正テープを)使いなさい」ではなく、あくまでも「修正液又は修正テープの使用は認めます」というニュアンスになっているのが気になる点ではありますが、仮説として考えられるのは、前述の答案用紙のサイズ変更との兼ね合いです。

サイズが小さくなる分、答案の記入欄や行間も小さくなることで、二重線を引いて上に訂正後の文字や数字を書くことが難しくなることを見据えての変更だった場合、修正液や修正テープを使わないと訂正が難しいという状態になるおそれも考えられます。

これはあくまでも仮説にすぎませんが、念のために試験本番でも使う想定はしておいた方が良さそうです。

また、修正液は独特のにおいが、修正テープは使用時に「カタカタ…」と独特の音が生じます。
他の受験生がこれらを使うことで、においや音が気になるかもしれません。
さすがに「使わないで」ということは難しいものの、最初からそういう環境になることを想定しているだけでも、ストレスは多少なりとも軽減されるのではないでしょうか。

試験本番の教室の中の雰囲気も変わる可能性があることは、頭の片隅で構いませんので、意識しておきましょう。

試験中に机の上におけるもの

税理士試験は真夏に行われるものの、タオルや扇子などは試験中、机上にはおけず、カバンにしまっておかなければなりません。

しかし、今年度の試験から
ただし、ハンカチ、ポケットティッシュ及びマスクは机上に置いたり、使用しても差し支えありませんが、試験官が試験実施上不正の疑い等があると判断した場合は使用を認めない場合があります。
という文言が加わり、試験官が禁止をしない限り、ハンカチやポケットティッシュ、マスクを机上に置いたり、試験中に使用したりすることは認められることが明言されました。

また、昨年度は受験案内に記載はなかったものの、その後の猛暑予想や熱中症に関するニュースが多かった影響で追加された、試験中の水分補給に関するアナウンスが、今年は受験案内の時点で盛り込まれることになりました。

認められる要件は、
  • 容量は700ml以下
  • 蓋付きのペットボトル
  • 1本限定
  • ペットボトルカバーの使用はNG
となっており、この条件を守れば自己の責任において試験中に水分補給もできることとなっています。

「自己の責任において」とあるので、途中でトイレに行きたくなることの無いように節度を守る必要はありますが、少し水分を補給することで頭がリフレッシュできたりも期待できるため、よく考えておきましょう。

なお、それ以外の飲食は厳禁ですから、その点もご注意下さい。

受験会場

受験案内が公表された段階では、具体的な試験会場はまだ分からず、試験が実施される都道府県しか発表されません。

しかし、昨年度まで列挙されていた「京都府」が、今年の試験の受験地として列挙されていないのが、変更点の1つとなっています。

このとおりであれば、関西地区の受験地は大阪府のみということになりそうです。

その他の注意点

その他、今年度から変更というものではありませんが、申込にあたって注意して頂いたい点をご紹介いたします。

受験資格の証明書について

受験資格として日商簿記1級または全経簿記上級の合格を証明する場合、合格者全員に交付される「合格証書」ではなく、「合格証明書」が必要です。

「合格証書」と「合格証明書」の違いや請求については、“簿記検定の「合格証書」と「合格証明書」”という記事でも説明していますので、不安な方はご確認下さい。

また、大学等の「成績証明書」についても、即日発行ということはなく、通常は発行までに数日から数週間を要することがあります。
卒業した大学等が遠隔地にある場合、郵送でのやり取りとなるため、その分だけ入手までに時間がかかってしまうことになります。

加えて今年は、5月1日が「天皇の即位の日」のために祝日になる関係で、カレンダー上は4月27日から5月6日まで10連休となってしまいます。

初めて受験する方の多くは、大学や商工会議所などに受験資格を有することを証明する書面を請求することになりますが、請求先が10連休の場合、事務処理に時間がかかり、税理士試験の締切までに必要な書類が手に入らないリスクがあります。

今年は特に、早めはやめに入手に向けて行動しておくようにしておきましょう。

受験料について

前回(第68回)の税理士試験から受験手数料が値上げされています。

一昨年の第67回まで、1科目の場合は3,500円、2科目の場合は4,500円…といった具合で、受験科目が1科目増えると受験手数料が1,000円ずつ増えていく体系となっていました。

しかし、昨年度からは1科目の場合は4,000円、2科目の場合は5,500円…といった具合で、受験科目が1科目ずつ増えると受験手数料が1,500円ずつ増えていく体系へと変わっています。

昨年受験した方は問題ないと思いますが、久々に受験するという方は注意しましょう。

最後に

税理士試験は年に1度しか実施されないため、申し込み手続き上の不備や受験中のトラブルでこの貴重な機会を無駄にしてしまうのは、非常にもったいないことです。

勉強時間を考えるともったいないかもしれませんが、それ以上に受験できなかったり、トラブルに巻き込まれたりする方がもったいないはずですので、「分かっているつもり」と思っていても、きちんと最新の受験案内等を確認して申込手続きを行うようにしましょう。

また、申込書類を送る段階になって慌てないよう、必要書類の準備も早いうちに行うことをお勧めします。

お知らせ

ネットスクールでは、2019年度税理士試験対策WEB講座の『直前対策コース』の受講受付を行っております。
現在募集中の科目は以下の6科目です。
  • 簿記論
  • 財務諸表論
  • 法人税法
  • 相続税法
  • 消費税法
  • 国税徴収法
試験直前期の得点力UPや最終確認に、ぜひご活用ください。

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