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第197回全経簿記上級の出題予想~「合格対策セミナー」より



12月4日配信「予想対策セミナー」について

2020年2月16日(日)に実施される第197回全経簿記能力検定試験(全経簿記検定)。 ネットスクールでは、この全経簿記上級試験に向けての学習アドバイスや出題予想などをお届けする『合格対策セミナー』を、昨年の12月4日(水)にインターネットで無料生配信致しました。

本編では、気になる第197回試験の出題予想はもちろんのこと、過去の出題実績予想の的中状況の他、配信日(昨年12月4日)から試験日(2月16日)までの2か月あまりの学習期間での具体的な学習ポイントなどを、約1時間にわたって細かくお届けしました。

こちらの模様は現在、オンデマンド配信しております。
無料でご覧になれますので、ぜひご覧頂きたいのですが、この記事では予想のポイントについてご紹介していきます。

もちろん、こちらの記事ですべてをお伝えすることはできませんので、気になった方は、可能な限りセミナー本編の動画をご覧頂くようお願いします
※オンデマンド配信では1.5倍速・2倍速再生も可能となっているため、短時間で視聴も可能です。

気になる出題予想は…

商業簿記・会計学

商業簿記・会計学の出題予想は、次のとおりとなっています。

商業簿記

全経簿記上級試験の商業簿記では、仕訳問題が単独で問われるのも最近のパターンとなっています。

仕訳問題としては、連結上の退職給付や外貨建てを第1予想に挙げていますが、仕訳自体はすべての基礎ですべてが第1予想のようなものと考えた方が良いと中村先生も話していますので、しっかり対策をしてください。
仕訳力”が合格のカギを握りますので、過去問題集に載っている過去の実績などはしっかりと確認しておくとともに、お持ちの方は『脳科学×仕訳集』(ネットスクール出版)のような仕訳対策教材も使いながら対策をしていくのが良いでしょう。

会計学

会計学の理論(第2問)では、収益認識を第1予想に挙げています。

新しい収益認識に関する会計基準が2021年から適用されるのに先立ち、全経簿記では2019年度から試験範囲に新しい収益認識の基準を意識した内容が入ってきました。

ただ、まだ強制適用前の内容であるがゆえに計算問題や用語の問題などを問うのは難しいとも考えられるため、新しい考え方である「履行義務の充足」などは、問題文の文章などで取り上げるのに留め、実際に用語や仕訳で問われるのは、現行の実現主義の考え方や工事進行基準などの収益認識に関する考え方ではないかと予想されます。

「新しい言葉が出てきて戸惑わせつつ、中身は今まで通り」という可能性も考えられるため、きちんと問題文を読んで、問われている内容を見極める必要がありそうです。

また、『税効果会計』も可能性が高いと思われますので、こちらも要チェックです。

また、計算問題としては、日商簿記1級では出題されない全経簿記上級特有の論点である財務分析を第1予想に挙げています。
全経サイドとしては、日商簿記1級との差別化を図るために日商簿記1級にはない財務分析を重視している可能性は十分にあるでしょう。それを踏まえて、第1予想に挙げています。

そのほか、日商簿記1級ではあまり出題されていないキャッシュ・フロー計算書に関する問題の出題可能性が高いと考えています。

キャッシュ・フロー計算書に関しては、全経簿記上級試験では頻出となっていますし、過去には雛形もある程度理解しておかないと解けない問題も出題されていますので、空欄が多くても溶けるような準備はしておいた方が良いでしょう。



工業簿記・原価計算

続いて工業簿記・原価計算の出題予想は、次のとおりとなっています。

工業簿記

前回の試験で総合原価計算が出題されました。
ただ、総合原価計算自体は連続で出題されることも多く、前回出たからといってスルーしてしまうのは怖い論点です。
細かく見ていくと、等級別計算や工程別計算、仕損・減損の処理や連産品など多岐にわたるため、違う角度から総合原価計算を続けて出題される可能性も十分にあることから、そこは気にしておきましょう。

ただ、第1予想としては、しばらく出題されていない標準原価計算を挙げています。 ここ数回でしばらく出題されていない内容ですから、この辺りでガッツリと問われる可能性も高いのではないかと考えられるので要注意です。

また、部門別計算個別原価計算はセットで出題されることが多い内容です。今回は第2予想に挙げていますが、どちらもできるように最終確認をしておきましょう。

原価計算

原価計算の試験では、前回、設備投資の意思決定経済的発注量が出題されました。
経済的発注量の方は、日商簿記1級・全経簿記上級を通して数十年単位でしか見かけない内容であるので、これが続く可能性は考えにくいのですが、講師の視点で見ると、「むか~しに出題されていた内容が最近復活して出題されている傾向もあるのでは…?」という想いもあるようです。
ただ、あまりマニアックな内容ばかりを気にしても仕方がないため、第1予想には頻繁に出題されるものの、ここ数回出題されていない直接原価計算(CVP分析)と最適セールス・ミックス、第2予想には業務執行的意思決定を挙げています。

残りの期間の学習について

ここまで出題予想の内容をお伝えしてきました。
全経簿記上級試験の出題予想は比較的よく当たっているのですが、それでも(残念ながら)完璧ではありません。

ですから、まずは出題予想の内容を完璧にするようにしましょう。
全経簿記上級の過去問題集で出題予想に関連する問題を解くのが、最も効率的な学習です。

ただ、網羅性を考えた場合、また全経簿記上級特有の記述式の問題にも対応することを考えれば、理解が怪しい部分に関しては、きちんとテキストに戻って確認することも、(試験直前であっても)忘れないで頂きたいものです。

その前提の上で、試験までの限られた時間を有効活用する指針として、出題予想を活用して頂ければと思います。

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全経簿記上級 過去問題集 出題傾向と対策 19年7月・20年2月試験用

  • 製造元:
    ネットスクール出版
  • 定価:
    2,400円(税抜)
  • ISBN:
    978-4-7810-0277-4

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