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第21回(’17年3月)建設業経理検定1級の出題予想



来る3月11日に実施される建設業経理検定まで、残りわずかとなりました。
毎回恒例となりました、建設業経理検定の出題予想のうち、先日公開した2・3級につづき、今回は1級3科目の出題予想についてお届けします。

※2・3級の出題予想に関する記事はこちら▼
’17年3月建設業経理検定2・3級の出題予想

第21回建設業経理士1級(財務諸表)の出題予想

藤本先生による出題予想動画

気になるポイント

詳細は動画を見て頂きたいのですが、特筆すべきポイントについては抜粋してこちらでも記しておきます。

第1問

第1問の論述問題で出題されるテーマに法則性があまりないため、予想するのは非常に難しいのですが、今回は「損益会計/収益の認識」という内容を第1予想にしました。

前回が「引当金」、その前が「減損会計」という比較的具体的な会計処理に関するテーマが出題され、更にその1回前は貸借対照表に関する総論的な内容が出題されました。
この流れを考えると、そろそろ貸借対照表ではなく損益計算書に関係する総論的な内容が出題されてもおかしくないのでは?という考えで、このような予想にしています。

第4問

第4問の計算問題も出題内容が多岐にわたる割に、これといって法則性がないため、なかなか予想が難しい問題です。

ただ、1つ法則性があるとすれば、第13回から「連結会計の資本連結」に関する問題が3回おきに出題されているということくらいです。
この内容が前回出題されたのは第19回。3回おきに出題されるサイクルが続くのであれば、この内容が次に出題されるのは第22回となりますので、今回は予想から外すこととしました。(ただ、出題内容がほぼ毎回同じでそれほど難しくもないので、余裕がある方はこれも押さえておくことをお勧めします。)

第5問

第5問に関しては、これまで必ず「精算表作成問題」が出題されています。
加えて、配点も36点と5問中最も大きいため、確実に高得点を狙うことが要求されます。

第5問の中には、「貸倒引当金」や「退職給付」、「工事進行基準による完成工事高の算定」など、必ず出題される決算整理事項も多数ありますので、他の問題の予想が気になる方も、まずはこちらを確実に、スピーディーに解けるようにしたうえで、他の問題の対策に移るようにしましょう。

第21回建設業経理士1級(財務分析)の出題予想

山田先生による出題予想動画

気になるポイント

詳細は動画を見て頂きたいのですが、特筆すべきポイントについては抜粋してこちらでも記しておきます。

第1問

第1問に関しては、20点満点中できれば半分の10点は獲得して頂きたいところです。

そのためには、言葉の定義や意義の他、特徴(長所と短所)の比較や建設業特有の事情との関連性などを押さえておく必要があります。
そういった内容を自分の中で1行でまとまっていれば、試験本番でもある程度書けるようになると思いますので、お試しください。

なお、出題予想に関しては第15回以来出題されていない「キャッシュ・フロー分析の必要性」を第1予想、第16回以来出題されていない「総合評価の手法について」を第2予想に挙げています。

第3予想に関しては、多くの受験生が記述に苦労すると思われる「健全性分析の意義」について注意喚起の意味も込めて挙げております。

第4問

前回(第20回)で出題された「損益分岐点分析」が2回続けて出題される可能性があるのかという問題がありますが、第4問については、過去にも同じ内容が続けて出題されたことがあるため、「前回出たから今回は出ない」とは言い切れません。

ただ、確率からいえば低くなると思われるため、第1予想には「生産性分析」、そして今回も出題されると連続出題となる「損益分岐点分析」は第2予想に、また、第3予想には両者をミックスした内容を挙げてみました。

第5問

第5問は毎回、問題用紙に示された2期分の財務諸表を元に、期中平均を使うべきものは期中平均を使って財務分析を行っていく問題が出題されています。
配点が大きく得点源になるのと同時に、第3問の推定問題を理解するために必要な前提知識も練習を通じて身に付くのが特徴です。
試験までの学習では、まず第5問で財務分析の基本的な流れをマスターしたうえで、第3問の推定問題にとりかかかることをお勧めします。

第21回建設業経理士1級(原価計算)の出題予想

藤本先生による出題予想動画

気になるポイント

詳細は動画を見て頂きたいのですが、特筆すべきポイントについては抜粋してこちらでも記しておきます。

第1問

他の2科目(財務諸表・財務分析)と異なり、原価計算だけ第1問の論述問題は全く関係ない2つのテーマからそれぞれ出題される格好が採られています。
従って、ある程度広く対策しておけば、「どちらかは書ける」という可能性も出てくるのが大きな特徴です。

それを踏まえての今回の予想ですが、第1予想に挙げた「工事契約会計」に関する内容は、前回の第3問で出題された計算問題の影響を考慮しています。

前回の第3問では、工事進行基準を元に算定された毎期の工事収益と見積工事原価総額から、各期の工事原価実際発生額を逆算して推定するという問題でした。
真正面から原価計算をするのではなく、原価計算を行った結果から逆算して原価計算の内容を推定するというもので、どうにも腑に落ちない要素もありますし、初めて見る形式に戸惑った受験生も多いと聞きます。
ただ、この出題の趣旨が工事契約会計基準における原価計算と財務諸表上の数値との関連性を理解させることにあるとすれば、同様の計算問題を連続で出すことはなくても、論述問題として理解を問うことはあるのではないかという考えから、このような予想をしております。

原価計算の結果が財務諸表にも使われることは見落としがちですので、今一度意識をしておいた方がいいのかもしれません。

第3問・第4問

第3問・第4問の計算問題は、最近では必ず「業務執行的意思決定(差額原価収益分析)」か「設備投資の意思決定」のどちらか、あるいは両方が出題されています。
ここまで続くと、必ずどちらかに最低1問、意思決定会計に関する問題が出題される流れが大きく変わる可能性も低いと考えられるため、予想にはどちらも組み入れています。
ただ、前回の第20回には設備投資の意思決定しか出ておりませんし、最近では業務執行的意思決定(差額原価収益分析)の出題が相対的に少なくなっていることを踏まえて、今回は業務執行的意思決定(差額原価収益分析)の予想順位を高めに設定しています。

最近の傾向としては意思決定会計が多数出題されているという印象ですが、それ以外で良く出題されるものとして、「社内センター制・損料計算」といった建設業特有の共通費の処理に関するものか、建設業経理士試験では1級にしか登場しない「総合原価計算」が挙げられますので、これらも比較的高い順位で今回は予想しています。

お知らせ

ネットスクールでは、試験の翌日である3月12日(月)に建設業経理検定1~3級の解答速報の公開と、講師陣による講評動画を無料配信する予定です。
試験翌日も、ぜひネットスクールの特設サイトをご覧下さい!

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