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第145回日商簿記検定の合格率とそこから分かること



第145回日商簿記検定合格率発表

2017年3月31日、日本商工会議所の検定公式サイトにおいて、第145回日商簿記検定(2017年2月26日実施)の受験者データ(受験者数、合格率など)が公開されました。
2・3級の気になるデータは、次の通りです。

3級

  • 受験者数:105,356名
  • 実受験者数:80,832名
  • 合格者数:38,289名
  • 合格率:47.4%

2級

  • 受験者数:78,137名
  • 実受験者数:60,238名
  • 合格者数:15,075名
  • 合格率:25.0%

年度別の合格率推移

2月に実施された第145回日商簿記検定の合格率が分かったことで、平成28年度における日商簿記検定2・3級の年度平均合格率も計算できます。
気になる平成28年度日商簿記検定の年度平均合格率は3級が42.27%、2級が21.15%という結果となります。

過去15年間の年度別平均合格率推移

この結果を踏まえて、平成14年度から平成28年度までの15年間にわたる日商簿記2・3級の年度別平均合格率の推移をグラフにすると、以下のようになります。 このグラフを見ると分かりますが、3級に関しては年度ごとに多少のバラツキはあるものの概ね40%前後の合格率で推移していますが、2級に関しては平成23年度をピークに合格率が低下している傾向が続いています。

推移を見て分かること

このデータから、2級と3級の合格率の差の推移についてもグラフにしてみましょう。
便宜的に、この2級と3級の合格率の差(3級の合格率の値-2級の合格率の値)を合格率スプレッドと呼ぶことにしましょう。
グラフにしたものが、以下の図です。
※便宜的に、%表示した合格率の差の値も%を付して表すことにします。 すると、平成24年度までは3~10%程度で推移していたものが、平成25年度から急上昇し、平成28年度で初めて20%に達する結果となりました

従来、2・3級の合格率と平均10%前後の日商簿記1級の合格率との間に大きな隔たりがあると考えられていました。
このため、3級から2級に進級するとしても、試験にあたっての心構えを大きく変える必要はなかったでしょう。

しかし、ここまで2級と3級の合格率に違いが生じているのであれば、3級から2級に進級するにあたって、相応の心づもりや、2級特有の戦略を考えなければならない時期に来ているのかもしれません。

折しも、平成28年度から日商簿記検定出題区分表改定が実施されており、平成29年度は2級の学習範囲がさらに増えるため、この傾向が続く可能性も十分に考えられます。
この記事では単に合格率を集計しただけですが、ここからも日商簿記検定の変化の兆候をうかがい知ることができるかもしれません。

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