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建設業経理士1級2科目の相性



建設業経理士1級試験の組合せ

既にご存知の方も多いかと思いますが(または、こちらの記事でご存知になったかもしれませんが)、建設業経理士1級試験は『財務諸表』『財務分析』『原価計算』の3科目から構成されており、すべての科目に合格しなければ1級合格とはなりません

ただし、必ずしも一度にすべて合格しなければならない訳ではなく、“科目合格制”という仕組みが採られており、1科目ずつ受験していくことも可能になっています。
※ただし、科目合格には5年間の有効期限があるので、注意が必要です。
もちろん、一度に複数科目を受験することも可能で、最大で3科目すべてを同日に受験することも可能です。

したがって、建設業経理士1級試験の受験パターンは以下の7パターンが存在することとなります。
  • 1科目のみ受験
    • 財務諸表
    • 財務分析
    • 原価計算
  • 2科目受験
    • 財務諸表+財務分析
    • 財務諸表+原価計算
    • 財務分析+原価計算
  • 3科目受験
    • 財務諸表+財務分析+原価計算
このパターンのうち3科目受験の場合は1パターンしかないため、『科目選び』云々を考える必要はありません。
また、1科目のみ受験であれば、それぞれの科目の性質やご自身の得手不得手のみを考えれば良いため、それほど難しくはないかもしれません(詳しくはこちらの記事を参照)。

ただ、2科目受験の場合は科目の相性も考慮する必要があり、どの組合せにするのか、頭を悩ませる可能性も考えられます。

そこで、今回は2科目を受験する場合を前提に、科目ごとの相性を見ていくことにしましょう。

2科目受験のおススメ組合せ

3つの組合せが考えられる2科目受験について、ネットスクールの独断と偏見(?)を加えつつ、ある程度理にかなったおススメ順でご紹介していきます。

2級から進級の方におススメ「財務諸表+原価計算」

『財務諸表』と『原価計算』は、いずれも2級試験で学習した内容を発展させたものです。
一方、『財務分析』は2級の試験では全く触れていないため、1級で初めて学習するものになります。

そのため、2級の受験後(または合格発表後)に1級2科目を挑戦されるのであれば、2級で学んだ内容が活かせる『財務諸表』と『原価計算』を組み合わせるのが、最もオーソドックスな組合せといえます

また、内容の関連性という面でも、『財務諸表』に載せる“完成工事原価”や“未成工事支出金”の算出を詳しく学ぶのが『原価計算』という関係性ですから、両者には強い関連性もあります。

後述の「財務諸表+財務分析」ほど強いものではありませんが、それでも全く無関係というものでもありませんし、『原価計算』の過去の問題の中には『財務諸表』の勉強をしていた方が圧倒的に有利となる問題もあったので、それなりに強い関連性があります。

ただ、試験当日は最初の科目と最後の科目を受験することになるため、その間(会場で『財務分析』の試験が行われている時間)はおのずと試験会場そばで待機する必要があり、拘束時間が長くなってしまうという難点があります。 ですが、これもポジティブに「この間に『原価計算』のおさらいができる」と考えることもできますので、この間の時間をどのように考えるのかは、受験生それぞれで異なることでしょう。

相乗効果が期待できる「財務諸表+財務分析」

2科目の関連性が最も強いのが、この『財務諸表』と『財務分析』の組み合わせです。

『財務諸表』が財務諸表の“作り方”を学ぶ科目だとすれば、『財務分析』は財務諸表の“読み方”を学ぶ科目であり、英語で言う“ライティングとリーディング”のような強い関係性があります。

財務諸表は読み手が分析しやすいように分類・表示されている訳であり、その読み手は財務諸表がどのような計算根拠やルールに従って作成・表示されているのかを理解したうえで分析する訳ですから、『財務諸表』と『財務分析』はいわば“表裏一体の関係”とも言えます

まずは『財務諸表』で財務諸表の仕組みをある程度学んだうえで、『財務分析』に着手するのが効率的に理解するコツです。 そこから先は並行して勉強すれば、『財務分析』の視点も持ち合わせて『財務諸表』を学べるので、より理解が深まります。

関係性はあまり深くない「財務分析+原価計算」

『財務分析』と『原価計算』の組み合わせに関しては、他の組み合わせと比べるとこれといってあまり深い関係性はないといえるでしょう。
「財務諸表だけ合格している」といったような理由がない限り、この組み合わせを真っ先におススメするのはなかなか難しいところです。

ただ、お互いの関連性が薄いもの同士の方が並行して勉強しやすいという方もいらっしゃるでしょう。また、この2科目は計算問題の割合が高い2科目ですから、計算が得意だからということで、この組み合わせにするということも考えられるかもしれません。

なお、この組み合わせでの受験は、試験当日の後半2科目の受験となるため、朝は比較的ゆっくりすることも可能ではあります。
朝が弱くて、早起きすると集中力が長続きしないという理由から、なんとか頑張ってこの組み合わせに挑戦してみるという考え方もアリなのかもしれません。

最後に

いずれにしても3科目すべて合格しなければならないので、あまり選り好みすることもできないのですが、複数科目の受験は1科目のみの場合と比べて負担がかなり大きくなるため、少しでも合理的な理由を見つけて最適な組み合わせで挑戦するのが、効率的に3科目合格を目指していく重要な要素の1つとなります。

受験生の皆さんの環境や得手不得手、目標とする合格時期などは十人十色でしょうから、必ずしも「この組み合わせしかありえない!」という決まりきったものがある訳でもありません。

ぜひ、ご自身の状況なども踏まえて、最適な戦略を考えて頂ければと思います。

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